映画でも見よう!

何もない日々を大切にと本で読んだのが昨日のこと、今日は本当に予定のないぜいたくな日でした。

洗濯してちょっと掃除して、何しようかな…午前中は映画鑑賞することにしました。

 

一つは市川崑監督「四十七人の刺客」25年前の忠臣蔵の映画です。

大石内蔵助高倉健、りくに浅岡ルリ子、かるにぷっくりして可愛い宮沢りえ、主悦にまだ十代の尾上菊之助…他にも森繁久彌石坂浩二、若い中井貴一、宇崎竜童に佐藤B作などなど老若男女の名優が勢ぞろいというかんじでした。

陣太鼓を打って討ち入りする場面や一力茶屋で遊興する場面がありませんでした。(そういうのは歌舞伎上の演出なのかな)

江戸から赤穂まで早かごで5日もかかるとは、通信なら一瞬でやり取りできる現在とは全く違ってある意味面白いです。事件を知るのが5日後で、その時には既にお殿様は切腹、お家断絶、藩取りつぶし…すべての決定が過去のことだった訳だから、無念の思いは計り知れなかっただろうと思います。

内蔵助が吉良上野介を1対1で討ち取るシーンで終わってしまったのが何だか中途半端な気がします。やはり凱旋シーンがあった方がよかったような…

 

もう一つ、高倉健つながりで「南極物語」を見ました。40年近くも前の映画です。共演者に渡瀬恒彦夏目雅子といった今は亡き昭和の名優がいました。『うち、待ってるわ』夏目雅子の京都弁がよく似合って素敵でした。若い佐藤浩市も出演していました。

氷点下何十度、ブリザードが吹き荒れる過酷な作業の中、撮影隊が高倉健を見失った事故があったと聞いたことがあります。1億円だったかの保険に入っていたそうです。

南極越冬は戦後復興途上の日本が欧米と並ぼうとするための国をあげての事業であり、国民の希望でもあったようです。

基地を放棄して1年後、タロとジロに再会する場面は泣けました(T_T)。人も犬もかっこよすぎます。

映画はやはりコマーシャルなしがいいです。録画したらコマーシャルをとばせるけれど、どうしても話が中断してしまいます。なのでNHKの映画を録画して見るのが一番いいと思います(#^^#)。

エンドロールの最後にでてきた「配慮すべき用語」をそのまま放送しましたってどれやったんやろ?

以前こういう方法じゃなく、映画の途中で台詞が一瞬きこえなかったことがありました。検閲みたいで嫌な感じがしました。

 

午後、ウクレレで好きな曲を弾いてみました。Greeenの「星影のエール」、ゴダイゴの「ガンダーラ」、ゆずの「栄光の架け橋」、そしてDishの「猫」、北村拓海の歌がとてもいいです。「猫」を作ったのがあいみょんと知って、彼女の感性に惚れ直しました。

 

昼過ぎ、なかなかの料理好き、長男が炊飯器の保温機能を使って、玉ねぎのスープを仕掛けて、美容院へ出かけていきました。入れ替わるように新京極へ服を買いに行っていた次男が大好きなお店の袋を抱えて帰ってきて、店長さんに教わったように、デニムジャケットに飾り金具やバッジを取り付けていました。「お母さん、待ち針貸して」裁縫するのかとびっくりしました!(^^)!