鴨川の風に…

ウクレレ愛好者のゆるい集まり(ピクニック)に参加しました。丸太町通下ルの鴨川畔の大きなクスノキの下。静かな川の流れ…青空に筆で描いたような雲…優しい風にクスノキの葉っぱがシャラシャラ鳴るのを聞きながらウクレレ弾いてとてもいい気分でした(#^^#)。

準備しているときに騒音苦情があったとかでお巡りさんが来られました。たまに管楽器を吹いてる人もあるけど、この広い鴨川で騒音なんて余程耳障りだったのかな…

童謡から歌謡曲まで何曲も弾きました。クスノキに鳥が飛んでくるので落とし物を気にしながらでしたが大丈夫でした(*^^)v。

ウクレレを途中で失礼して、長男のゼミの秋展を見に行きました。三条通りと言えば映画館のある新京極に入るまでの通路という感覚で、寺町通り以西にはほとんど行ったことなかったけれど、今日は秋展のギャラリーを行き過ぎてしまい、結果、自分の知る三条通りとは違う趣きを感じることができました。若者向けの洋服や雑貨のお店がたくさんあって飲食店もいろいろと面白そうだし、何だかウキウキする感じでした!(^^)!。

そんな新しい外観が続く中に、大正か昭和初期みたいな感じのレンガ色の建物がありました。小さなタイルを敷き詰めた床、細く先が見えなくてドキドキ感のある階段、昔のままのエレベーター(使用不可)、建物だけでも面白い!アートの聖地みたいな場所でした。

秋展の作品はどれも学生さんのアイデアと絵力と時間と汗の結晶で素晴らしいものばかり。今時は絵は全部パソコンで書いて、パネルにプリントしてもらうとのことです。紙に直に絵の具で描くのとは全く違うものと思った方が良さそう。修正が効きやすく何度も試してみられる点は本当に便利だと思います。

 

同時代ギャラリーの存在を知れて良かったと思います。たくさんのアーティストがこのギャラリーで自らの作品をPRしていました。また近くに来ることがあったらふらと寄ってみるのもいいかな。

 

せっかく来たので寺町通りをぶらぶらと南下しました。昔とは随分様子が変わったなぁと思いながらきょろきょろして目が回りそうでした。新京極に比べると寂しい感じだった寺町通りが若者でいっぱいでした。新しいファッション関係の店が多くて本当に寺町?と疑いたくなるくらいでしたが、店先に大きな数珠がかけてあるお店やノムラテーラーは健在でした。錦市場は人だかりであまりに密だったのでやめておきました。

四条通りも人通りが密だったので昔よく立ち寄っていた雑貨屋さんなどもさらっと見るだけにして早く抜け出しました。

四条河原町の角にはブリキのフリーズマン、木屋町の橋の上には、ガチガチに凍った文字通りフリーズマンがいました。たまには繁華街もいいものです。ぶらぶら見て歩くだけでワクワクするし、何も買わないと決めていれば、電車賃のみ!!でもそれだけじゃ面白くないので着物でも着て出かけてみようかな(#^^#)