夏のお茶席

駅に向かう途中の公園で何だか急に蝉の声が耳にやかましく感じました。蝉ってお盆の頃というイメージですが…

 

今日は市営茶室の当番でした。茶室に着いてまずは戸を開けて換気。戸はアルミサッシではなく木製でカタカタという音が懐かしく昔の実家の縁側を思い出します。畳をはいてモウセンを敷き、だーっとお道具を出します。電気ポットでお湯を沸かし、先生はお花を生けてくださいます。今日も記録係で掛け軸や花やいろいろメモしました。

今日の盛り物は3年ぶり復活の祇園祭りにちなんだ飾りでした。とてもかわいくて見ていて楽しくなりました。

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午前中はお客様がなく私以外の方は着物談議、茶道・華道談議、器談議に花を咲かせていましたが、全く話に入れない私はとにかく聴いて相槌を打つのみ…だんだん眠くなってきました。本当にいろいろよくご存知ですごいと思います。私のように何も知らないことは返って気楽に感じます。知らなければ夏に合わせを着ていても、年中同じ長襦袢、草履、カバンできても、場にふさわしくない小紋でも、着付けが多少おかしくても何も気にはなりません。

コロナ対策の現場確認で役所の方がみえて換気や食器の扱いについてチェックをしていかれました。

午後はお点前体験の方お一人でした。介護の合間に着物で来られ、ゆっくりと玉露席と煎茶体験を楽しまれ良い時間を過ごされたと思います。

師範の先生からお点前について指導を受けるのはいいですが、その他の細かい物事に難癖をつけられるのはストレスフルです。こちらも普通に大人なのですが…いつもあんなふうにチェックされたらたまらないなぁ〜

 

コンビニにコピーに行く次男に散歩がてら付いていったら大きなおぼろ月(?)に会えました。

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