新年2日

元旦の、物にあふれた(だけど悲しいかな心の満足感はない…)一日が終わりました。もらって帰った食材を使って私の実家風に田舎味噌のお雑煮をつくるも誰も食べず…もらって帰ったおせち料理の残りを食卓に並べるも売れず…飽食の今、私らの子どもの頃のようにお餅にかぶりつくことはありません。

「捨つるほど コタツに狭し おせちかな」

昨日の豪華なおせち料理のことなどもう忘れて、唐揚げやチャーハンを食べる子どもたち。身の丈に合った食べ物はあるものです。

私もお昼に何を食べようかと…お餅を減らさないともったいないという使命感?でお餅をやいてきな粉餅でいただきました。

 

「昔は年末から正月三が日はどこも閉まっていて実家に帰るしか生きる術がなかった」と職場の先輩から聞いたことがあります。今はコンビニがずっと開いていて大抵手に入るし、ネットがあれば退屈しないし、コロナ禍で帰省できなくても何とかなりそうです。良いのか悪いのか…一長一短かな…

 

自家製の干柿の残り全部使って、三色なますをまた作りました。お正月はとかく口に濃い料理が多いので口直しに良さそうです。

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特別予定もなくのんびりと午前を過ごし、録画しておいた紅白をみました。知らない歌手、グループがたくさんで歌謡界の変遷の速さにため息が…郷ひろみ坂本冬美薬師丸ひろ子石川さゆりがヒット曲を歌ったのは感動しました。中でも石川さゆりの『津軽海峡冬景色』のイントロがかかると嬉しくて懐かしくてうるうるきました。

 

紅白を見ている横で兄弟は小学校のときによく遊んだ懐かしいカードゲームをやっていました。良く覚えているものです。

一時友だちとのカードのやり取りを巡ってトラブルが続き、カードゲーム禁止令が出て箱に詰め込まれ物置にしまってあったのを見つけました。難しいルールがありついていけないけど、スマホで次々とYouTubeを見続けるより兄弟であれこれ喋りながら楽しんでいていい感じです。

 

夕方までのんびり過ごして、娘と次男と一緒に私の実家へお年玉をもらいに顔を見せに行き、鯛のほぐし身と干柿の千切りと味付けのりを母に渡してきました。

 

晩御飯は久しぶりに5人でお鍋。初めてカニのしゃぶしゃぶをしました。ブリとカキ、あと野菜いろいろ、マロニー、お豆腐、最後に雑炊。娘がいると賑やかです♪

 

Rちゃんがお迎えの時に弟くんへのお土産(木の実や葉っぱ)を探すので、わたしも実を気にするようになりました。歩きながら周りの木をキョロキョロみて、南天、くろがねもち、黒い実、青っぽい実がなっていると摘んでも良さそうな場所にあると覚えておくようになりました。

今まで全く気にしなかった木の実の可愛らしさに気付かせてくれたRちゃん、ありがとう^_^