東日本大震災から11年

自分がその渦中になければもう終わったことのようになっていました。娘の中学校卒業式の日、静かで大きなあの揺れから11年。ニュースで放射能汚染のため未だに自宅に戻れない町もあるとわかり11年間苦しみが続いてるということを改めて感じました。

立入禁止区域にあるお宅は悲惨なものです。動物か空き巣(人間)が侵入し、風雨にさらされ、目を背けたくなる現実。ここで平和な日常を営んでいたのに…自然災害はどこへ気持ちをぶつけたらいいのか…『こうしておけば、ああしておけば』と後悔の気持ちに苛まれてしまうだろうな…

ウクライナと震災のニュースを見ながら残りの工作に塗料をぬり、郵便局へ義父に頼まれた現金封筒を買いに行き、高いガソリンを入れ、義父を税務署へ送迎しました。税務署では外にたくさんの人が並んでいるのが見え、これじゃいつ順番がくるのやら…臨時駐車場に停めて、確実に1、2時間は待つつもりで行き先を考えていると『終わった』との電話!パソコンで作成し印刷した申告書を出すだけだったそうです。

だんだん意思疎通が難しくなってきました。目の前で割と大きな声で話すのだけど聞こえてなくて…義母はさらに聞こえない…というか聞きたいという気もないみたい。聞きたくないこともあるんだと思うなぁ。義父の怒鳴り声とか…

午後は少し遅れてお煎茶の稽古に行きました。コロナでお稽古は一回ですが、その後、先生を囲んで今年度のいろいろ、来年度のいろいろをお喋りしました。桜香煎と天目茶碗の玉露をいただきながら…

お免状をもらわずにお稽古を続けている生徒が私含め4人ほどいて、先生にどういう形でお礼をすべきかという話をしました。『道』とつく習い事は段階ごとに免状が存在し、お稽古+お金でその免状をいただくのが普通。長く習ってきて何の到達点もないのは寂しいけれど…免状をいただいたら、流派の行事は欠かさず出席、他の先生方との難しいお付き合い、お点前以外にもお道具、茶道、華道、着物、作法などいろいろあるし、何よりお金がかかります(^_^*)気楽に習い続けたいな…ずっと…

帰り道の和菓子屋さんで桜餅二つ買いました。お茶&お菓子好きの次男と『1週間お疲れ様』ほっこりといただこうと思ったら、大阪のライブハウスに行くと夜10時頃にバタバタと出かけて行きました。また朝帰りか〜桜餅は明日にお預けになりました。