大安寺へ

録画しておいたアニメ『サイボーグ009VSデビルマン』を早送りで見始めましたが、やはり昔とはキャラクターの特徴が違って何だか面白くない…当たり前だけど声も違う…どちらのアニメにも子ども心に感じられた哀愁のようなものがなく…ストーリーも全然わからない!う〜ん…我慢して見ることないか(^_^*) キャスト(今はこう言うのか)の紹介で中国人の006が水島裕とあるのを見つけました。かつて憧れたあの声優さん!ずっとこの世界で頑張って来られたのか…素晴らしい!

 

午前中は人形劇『平家物語』を見直したりラインの返事したり雑用あれこれして過ごしました。庭でコケて約1週間、突き指の右手が痛くて力が入らず、針もガラスカッターも筆も持てなくて何も出来ません(*^^*)

出かけるとお金を使うので、このまま午後ものんびりしようかと思う自分と、やっぱりどこかなるべくお金の要らないところへ出かけようかと思う自分。いきつもどりつ、玄関でも行ったり来たり…来月になったら火曜日の午後は書道教室に通える予定。ちゃんとした予定があるのは嬉しいこと(^.^)

 

で、結局はお金を使ってまた奈良へ出かけてきました。駅への道でふと空を見ると切れ目がはっきりした帯状の雲が!こんなの初めてかも(^.^)

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先日の文学碑講演会で三宅安兵衛の建立と聞いた碑の裏へ回ってみると確かにそう彫られていました。そんなとこ登って見る人いないだろうな(≧∀≦)

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JR奈良駅で降りて『さて』少し気になっていた大安寺へ行ってみようと思いマップをみながらちょっと迷って徒歩40分。もとは聖徳太子が設立した仏教道場で南大門は平城京朱雀門に匹敵するとか、お寺の南にはかつて70mの七重の東塔、西塔がそびえていたとか、今のお寺からは想像できない壮大なお寺だったようです。平安遷都ののち他の南都のお寺と同じく荒廃していったとのこと。塔の場所は特定されているようですが、八幡宮の森を越えるのが怖くて断念。

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勝尾寺と同じようなだるまさんがあちこちに…

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お寺から数百m離れた集合住宅の敷地内に大安寺の碑がありました。このあたりも元はお寺の一角だったということかな。

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宝物館には三体の観音様に四天王(いずれも天平時代)が居並び迫力がありました。静かに観音様を拝みたい人のためにちゃんと椅子が置いてあり、しばし座って昔の人の気持ちを想像しながら見上げていました。

往時の大安寺をCGで再現したコーナー…画面の操作は任天堂のコントローラーで、ゲームしない人には使い方が分かりにくく、多分ほとんどの人がよくわからないまま諦めてるんじゃないかな(^_^*)

大安寺は癌封じのお寺でもあり数人の拝観者は皆女性でした。もしかしたらがんを患っているのかも。次々とご祈祷する木魚かドラの音が聞こえていて本堂を拝観することはできませんでしたが、本堂にいらっしゃる十一面観音様は特別開帳の日しか拝めないとのこと。朱印帳も忘れたし…もう一度来たいと思いました。

帰りは追い越していくバス🚌を横目にバス停四つ分歩きました。

快速まで時間があったので、いつものパン屋さんでサンデーを食べたらすっかり体が冷えてしまいました。真夏じゃないと実感(^_^*)

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奈良駅の観光案内。天武天皇が6人の皇子に言ったそうです。

『よき人の よしとよく見て よしと言ひし 吉野よく見よ よき人よく見つ』

吉野の良さが歌に込められているそうです。吉野に行ってみたいな…

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夜長に『新平家物語』第3巻を読み進めました。平治の乱で破れ東国へ落ちていく義朝父子と郎党たち、そして残された常盤御前と子どもたち…吉川英治の文章は難しくて又素晴らしくて何回も読み直しました。