京都へおかえり!

大阪で2年4か月、東京で8か月一人で暮らしてきた娘が京都に帰ってきました。今日は荷受けの手伝いに行ってきました。

親バカかもですが、8か月前、会社の出向命令に応じて急に東京へ行くと聞いた時の不安と諦めの気持ちに比べると、今回の引っ越しは安堵の気持ちでいっぱいです。東京で頑張った8か月は娘の人生にとって決して無駄ではないと思います。

コロナが収まってゆけば海外からの旅行者も増え、会社も盛り返して以前のように空港で働けるのではないかと希望を捨てず会社に残る道を模索した娘でしたが、かつての職場であった店舗の閉鎖により決心したのでした。

 

京都駅山陰線(陰というのが寂しい感じもあり何だか優しい感じもある)のホームには東舞鶴行きの特急『まいづる』が停まっていました。車体は関空特急はるかと同じでした。

 

車窓からぽかぽか春の陽気の公園が見えました。砂場のへりにお母さんたちが座って、子どもを遊ばせています。いわゆる公園デビュー…私は後にも先にも一回だけ平日の公園に行きました。30分いたのかどうか…番長のようなお母さんがいて『〇〇くん、その子遊んであげ!』という感じで仕切っていました。皆さんそのお母さんに気を遣っているのが伝わってきました。もう遠い昔のこと…

 

娘の住まいに着くともう玄関に引っ越し屋さんが来られていました。洗濯機や冷蔵庫を設置してもらい、段ボール箱や衣装ケースなど次々運んでもらい六畳の部屋はいっぱいになりました。プライベートなもの以外の箱を開けて適当に片付けるのが私の仕事。娘は転入手続きのため混雑が予想される区役所へ行きました。私に出来ることをあらかた済ませてガス屋さんを待っているとぐ〜とお腹が鳴りました。見ればもう2時半。朝7時ごろにトースト1枚食べたきりおにぎりのひとつも持参していない母でした。勝手に電気ポットでお湯を沸かし抹茶ラテを1本失敬!

無事ガスの開栓が終わり、晴れて京都市民となった娘と区役所で合流しました。大学進学や就職で京都に来た若者たちで区役所市民課はごった返していました。実家で晩御飯を食べるという娘と食材を買って帰宅しました。

実家で弟たちとお喋りしている娘は一歩先行くお手本です。留学、就職、一人暮らし、転職、引っ越し…と弟たちから一種憧れの眼差しで見られてまんざらでもない娘です。新しい住まいでの1泊目。今日はお疲れ様!