夏のお茶席

今日は市営茶室の当番の日でした。朝から蒸し暑くてポリエステルの通風性のない着物はさらに暑く…息も詰まりそうでした。

次々と28人のお客様がありました。スペイン、アメリカ在住アジア系、オーストラリア、オランダなどなど…外国からのお客様には二通りあります。日本の文化に興味を持ちお茶席を体験したくて来られた方はきちんと正座し、こちらに合わせてお辞儀をされ、行儀良くお茶を飲みお菓子を食べられます。一方、来たくもないのに連れて来られた人は足を投げ出し、障子にもたれ、お菓子を一口に放り込み『水!水!』日本人が来られるとホッとします。

昔は茶室の設えでいかに涼しさを演出するかが今以上に大切だったと思います。金魚や団扇の色紙を飾るとか、風鈴を吊るすとか…今日はガラスのお道具を使い、先生が持って来てくださった長刀鉾、綾傘鉾、孟宗山のミニチュアを飾りました。

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今日は茶道のI先生御一行が玉露と煎茶を楽しんでくださいました。お茶はもちろん小さなお茶碗や水注などのガラス製のお道具が素敵と喜んでいただきました。

帰りに渡そうと思って昨日買ったお菓子を渡し忘れました。一日の終わりに気がつくなんて…情けなくてガッカリ(≧∀≦) そんな時どうするのがベストか?①先方が何もご存じないので内々で分ける、②自分で持ち帰って他のことに活用する、③何とかして渡す…いろんな方法があると思います。今回は先生のお宅が近くなので持参したのですが、後で考えると、押しかけて届けるほどの中身でなし…内々で分けて(ちょうど四人分)持ち帰るのが良かったのではないかと…この辺り判断力に難がある私でした😅

 

気に病んでも仕方ない!『疲れた〜』じゃなく『頑張った〜』と思ってともあれ一日無事にお務めしたので良しとしよう(^_-)

 

晩御飯は筍ご飯、お味噌汁、シャケフライ&チキン南蛮。頭が回らない!

 

祇園祭りが近づくと京都人じゃなくともワクワクします。今日から山鉾の組み立てが始まりました。山鉾の町内にいると何かと大変、ただ観光客として見に行くのは楽ちんです(*^^*)

祇園祭にわく京都、一方大雨の土石流に流されてしまった家々…家も何もかも失ってしまった人々…同じ日本で両極端なことが起こるものです(u_u)