一日をのんびりと…

年末時代劇『白虎隊』をみました。幕府のために尽くした挙句、悲しい結末を迎えた会津藩の人々…兄頼朝のために平家と戦ったのに兄に疎まれた何だか義経に似ているように感じました。

会津藩が朝敵となってしまった経過が難しく、もっとよく勉強しないと、単なる逆賊と理解してしまうのではないかと危うく感じました。白虎隊の少年たちに悲しい道を選ばせた忠義の思い…信じる殿様のため故郷のために命まで…これがたった150年前の出来事とは…

悲しいだけの終わりではなく、会津藩出身の人々が明治時代にたくさん活躍されたことは救われる思いがします。

キャストも素晴らしく何と言っても森繁久弥風間杜夫の殿様役もピッタリ。竹脇無我丹波哲郎南田洋子長門裕之などの故人。若き日の中村芝翫中村雅俊坂上忍他白虎隊の少年たち…そして里見浩太朗堀内孝雄の主題歌にもじ〜んときて涙が出ました(^_^*)

二十代の頃、何も知らずに観光地として鶴ヶ城を訪れたことがありましたが、会津藩下北半島に国替えされたことなどもっと勉強していつかまた訪れてみたい(^.^)

 

今日はもともと予定がなく、その上、Kちゃん送りもキャンセルになり午前午後をのんびり過ごしました。

午前中は松竹チャンネルで録画した『一條大蔵譚』を見ました。常盤御前と夫の大蔵卿が表は隠して心では平家の横暴を批判し義朝の敵を討ち源氏再興を願っている。それを知らない家来に問いただされる場面は『忠臣蔵』にも似て面白い!仁左衛門のお芝居はすごいなぁ…目だけで演技してる(^ ^)

『こころの時代 宮澤賢治』を見ました。命をかけて故郷の人々のために活動した賢治の『雨にも負けずノート』の特集。ノートには法華経がたくさん書かれていて賢治の自分を顧みない真っ直ぐな生き方が感じられます。次男が4歳くらいの頃、本を何度か読むと丸暗記するのでヨシとばかり『雨にも負けず』を一緒に暗唱しました。今となってはバカにしている次男も『そーゆーものにわたしはなりたい!おやすみ!』と言ったもので懐かしい思い出です。

 

それから緑の木のプレートのガラス削りを進めました。やはり思い切ってルーターを買わないと手作業には限界が…(≧∀≦)

f:id:Hitoyasumisan:20231002143345j:image

午後はカレーを作って煮込みながら、同じ型紙(透明ガラスの部分だけ削りやすい形に再考)で青い木のプレートを作ろうとガラスを並べてみました。型紙とはだいぶずれているのでこれからガリガリに勤しまなければ!

f:id:Hitoyasumisan:20231002163453j:image

 

古典マンガ『平家物語』下巻を読んでいるところ。今から約850年前は現代普通にあるものが何もない!電気(電池)、ガス(ボンベ)、ペットボトル、家電、車、鉄砲、時計…あ〜切りがない。雅な美しい色柄の鎧兜に装束、弓矢、御簾、雅な飾りの馬など今はなき平安時代の趣きには憧れます。

 

夜長には、録画した歌舞伎公演『中村吉右衛門追善 揚羽蝶繍姿』を睡魔に襲われつつ巻き戻し巻き戻し見ました。