神の君の最期

今年もあと2週間、スペシャル番組が増えてきました。録画したい番組が多すぎてHDDがパンクしそう(^_^*)

 

大河ドラマ『どうする家康』がいよいよ最終回!その前に放送された『舞台裏スペシャル』がとても面白かった♡

俳優さんて言われたように喋り演技をするだけだと思ってましたが、台詞や動きにもこだわり、自分の発する言葉や表現がストーリーにどう絡むか、視聴者にどう訴えるか、そんなことまで考えているのと感心しました。

そして撮影の多くはスタジオで行われ、背景、前景、空の景色、建物、小道具もデジタル編集で作り上げられているとわかりました。なるほどこの時代に大がかりなロケなんてしなくてもデジタル編集でできないことはない!

 

『どうする家康』最終回は豊臣の重苦しい終焉の一方で徳川は明るく爽やかな終わり方でした。戦なき世をつくるためにしたくない戦に明け暮れた家康の苦悩は一人の一生が抱えるには余る重さだったと思いますが、たくさんの家来に慕われてそれを成し遂げた家康はやはり神の君だったんだなぁ…

この秋に伊賀越ハイキング🥾を実行できて良かった♡そして来年の山行予定の中に『関ヶ原を巡るウォーク』を見つけ今から楽しみです。

 

今日はぞくぞく寒さで目が覚めました。寒い時にはいつも、三人の幼い子を伴って雪の大和路を彷徨う常盤御前の姿が、そして義経の子を宿した体で雪の吉野でひとりはぐれた静御前の姿が思い浮かびます。午前の予定はないものの、俳句を考えなければならず気の重い朝でした。

朝の『大忠臣蔵』を見ていて、どこかで見た俳優さんだと記憶を辿ると…『仮面の忍者赤影』の白影でした。当時の役者さんはあちこちの時代劇に出ていて、同時進行で見るとややこしくて困ります(≧∀≦)

時代劇は時に死を美化していて今の子どもたちにはあまり良くは無さそう…

 

9時半に次男を起こしてアルバイトに送り出し、俳句に取り組みました。歳時記で言葉のヒントを探しながら先日の宇治行きや昨日の史跡ウォークについて詠んでみました。

『紅葉敷く 十帖の道 訪ねけり』

『三室戸の 軒の賑わい 柿すだれ』

『尼寺や 門前のゆず お裾分け』

『テレビから 年の瀬告げる 太鼓の音』

 

午後は義父に頼まれて税務署に送迎する予定でしたが、次男が車の鍵を持ったままアルバイトに行ってしまいドタキャン(^_^*) せっかく外出の用意をしたので、ランコントルさんまで往復しました。歩きながらかわいい実をみつけパチリ!

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ランコントルさんでおやつを買いました(^^)

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帰ってからの午後は、録画した『忠臣蔵 その男、大石内蔵助』2010年作を見ながら、未完成のステンドグラス(木のプレート)のコッパーテープ巻きをすすめました。内蔵助を演じるのは故田村正和。この頃もう病気で弱っていたのか、顔に生気がなくセリフの声も弱々しくかすれがち…内蔵助のイメージから程遠くて見ていても辛いくらいでした。瑶泉院にさえ討ち入りを明かさず連判状をさりげなく置いて去る内蔵助。その連判状に気づき忠義の心を知る瑤泉院と戸田。吉良家の図面を盗もうとする娘を見逃してやる父の棟梁。吉良家の隣屋敷から灯りを差し入れる土屋主税。仇討ちを果たし堂々と行進する四十七士。脚色はあってもいつも胸いっぱいになります。