悲しい出来事続く

地震から一夜明け、各地の被害が報道されるにつけ、幸せなお正月を自然災害という気持ちのやり場のないものに奪われた人たちにお見舞いの言葉を送るしかありません。

押しつぶされた家、全焼した家、『家族がその中にいます』という人、道路の亀裂、隆起し又陥没して寸断された道路、無茶苦茶になった海岸線…これらニュースの画面が同じ地続きの日本のこととは…

 

何かしなくちゃ!でも何もできない私…神頼みしかないと地元の神社にお参りし、そこから裏山に登って遠く能登を思いました。

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新しく始まる『鬼平犯科帳シリーズ』のメイキングをみました(^.^)

そのあと、尾上松也佐藤忠信を演じる『義経千本桜』川連法眼館の場をみました。以前、今の中村橋之助が忠信を熱演したのを見たことがありました。古典名作だけあって台詞が分かりにくく…やはり高木秀樹さんの解説がほしい!松也の狐忠信も、隼人の義経もいい感じでした♡

 

午後は急な思い付きで伊賀上野へ出かけました。宇治田原回りで1時間余り。真っ青な空に伊賀上野城の白い天守が鮮やかに映えていました。藤堂高虎が城主を務めた上野城、石垣の高さは国内トップクラス、石垣の真上に立って下を覗ける恐ろしい高見台。下から石垣を見ることはよくあるけど…高所恐怖症の私、ゾクゾクしました。

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天守の格天井には著名人の筆が(^.^)

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公園内には伊賀出身の松尾芭蕉生誕を記念したお堂もありました。

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上野公園を散策して『忍者博物館』と『伝承館』にも入りました。忍者って何?忍術って何?全然知らないのにスパイとか闇の世界とか思っていました。『忍術は戦うためのものではなく、戦いを避けて平和に生きるための技術や知識を集めた生存技術』つまり忍者はそれを習得して実践する人、戦わず共存する方法を追求する人…目から鱗でした。忍者屋敷のいろいろなカラクリも確かに攻撃するものではなく、隠れたり逃げたり、防御のための細工ばかり…なるほど…面白く勉強になりました(*^^*)

 

帰りは木津川回りで道の駅みなみやましろに寄り村茶パフェに舌鼓!

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木津川の向こうに美しい夕焼け…能登を思って祈りました。

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家に帰るとテレビに釘付けになりました。羽田空港日航機と海保の飛行機が衝突。火に包まれた日航機から300人超全員避難誘導されたのは素晴らしかった!拍手拍手!一方で海保は6人中5人が亡くなった…地震の救援にいく海保の人たちがこんなことに…ショックです。悲しい。一体何が起こったんだろう(≧∀≦)

 

かねて考えていた般若心経用の下敷きを作ってみました。果たしていつまでこの気持ちが続くのか…ともかく書いてみようと思います。

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